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哲学芸人マザー・テラサワの月例読書会。今回はジョン・スチュアート・ミルの『代議制統治論』を取り上げます。
功利主義哲学者として有名なミルですが、人間の自由が保障される最適な国家統治とは何かということに焦点を当てたのがこの著作です。彼は母国イギリスが長く築き上げかつ発展途上でもある代議制統治が政治においてもっとも適切であると主張しました。
同時に、代議制を採用するに当たってのリスクとなる「多数派の専制」をどう回避するのかということにも多くの紙幅を割いてミルは論じています。近代以降は多くの人が政治参加出来る状況が望ましいものの、高等な政治の議論を誰もが出来るかというとそれもまた難しい。正に現代の民主主義が陥っている状況を先取りしたようなミルの危惧は慧眼だと言わざるを得ません。
そうしたところを踏まえて、ミルの思想やイギリス政治の歴史、そして代議制について時間の許す限りお話し出来ればと思います。
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