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宮台真司とプロデューサーのスギがゲストをお呼びする知的雑談番組の「喫煙所界隈」好評につき別日にも開催!
ゲストは谷崎テトラさんです。今回、闘病中の谷崎テトラ氏と宮台真司でお互いの死生観をお話しいただこうと思います。
【宮台真司からのメッセージ】
谷崎テトラさんの余命がごく限られているのは知っていたが、限られた時間の対談相手として僕を選んでくださるとは思いもよらず、ありがたさ(ありそうもない感覚)は限りない。僕は3年ちょっと前に襲撃され、頸動脈を狙われたが、武術の心得があった偶然が幸いして、頸動脈の2〜3センチ上に、長さ15センチ深さ4センチの傷を受けるに留まった。その後、膵臓癌の極く初期ステージにあることが分かり、いつも死を意識して前に進むようになっている。それ以前も、死に場所を探して石垣島を彷徨っていたら、ヒルギの森で「奇蹟」に襲われて、以降の生き方を変えることになった。それ以降、僕の表現は①存在論、②超越論、③奇蹟論、④自己論(実存論)を4つの柱にするようになる。その直後から勉強し直して、二十年前に書いたとても専門性が高いキリスト教論(イエス信仰論)を、難し過ぎるとのことで編集者に断られてお蔵入りにしていたのを、再度多くの人に分かる形で復活しようとしている。ユングの「シンクロニシティ」が生じて、そんな僕に谷崎テトラさんから名誉ある対談相手としてのご指名をいただいた。僕は全力で、死にかけた(nearly died)存在として贈与された構えを語りたいと思う。
【谷崎テトラさんからのメッセージ】
余命3ヶ月の告知を受けて3ヶ月が経ちました。私はいま、「本来ならもう存在していないはずの時間」――アディショナルタイムを生きています。この時間に入ってから、世界の見え方が劇的に変わりました。生きることは特別な達成ではなく、ただそこにある「奇跡」そのものなのだと、細胞の隅々で感じています。宮台真司さんとの対話では、これまで僕が学んできたテーマ(ガイア、パラダイムシフト、アート、コミュニティ、精神性)を、“死を見つめる者の視点”で再編集することをしてみたいと思っています。生命、自然、宗教や、人間観、文明批評を、“死”をリアルに意識する今だからこそ見えてきた智慧を、宮台さんとともに深め、皆さんと分かち合いたいと思います。単なる知識の伝達ではなく、ともに語り、ともに沈黙し、ともに気づく。その一瞬一瞬に宿る「いのちの全体性」を、皆さんと分かち合えることを願っています。
谷崎テトラ
【谷崎テトラ プロフィール】
谷崎テトラ(構成作家・思想家・プロデューサー・音楽家)
1964年静岡県生まれ。新しい価値観(パラダイムシフト)と意識の目覚めによる社会変革(ワールドシフト)の提唱者。「アースデイジャパン」の立ち上げや国連地球サミット(RIO+20)での社会提言など、メディアを通じた社会実装を牽引。象徴哲学や普遍人間学をベースに独自の「ホロス宇宙学」を提唱し、知の探求家としても活動する。思想の核心は、人間を「宇宙と自然の大いなる進化の流れ」の一部と捉える視座にある。自らの創造性を、全存在が繋がり合う「ホロス的(縁起的)」な生成プロセスとして捉え、思想家として未来社会へ実装するとともに、作家・音楽家として既存の枠組みを揺さぶる根源的な表現を続けている。2026年、末期がん(ステージ4)を公表。現在は自然療法で寛解を目指しながら、病を「生命のプロセス」と捉え、死生観を深化させている。
